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リトアニア SMR。受動的安全設計を特徴とし、カナダ・英国・スウェーデン等で許認可手続き中">BWRX-300導入可能性を評価へ
書誌情報
要旨
リトアニアの電力会社アルトラ社は、GEベルノバ日立ニュークリアエナジー(GEH)およびポーランドのSGE社と三者間覚書を締結し、BWRX-300の導入可能性評価を開始する。技術・経済両面の実現可能性を分析し、2050年エネルギー自立・気候中立目標達成の選択肢として検討する。
背景
- リトアニアはイグナリナ原発(RBMK炉)を2009年にEU加盟条件として閉鎖し、現在は100%輸入電力に依存
- バルト三国は2025年にロシア・ベラルーシ系統から欧州系統(BRELL→欧州同期)へ切り替えを予定
- エネルギー安全保障の観点から国内発電源確保が急務
- 2050年気候中立目標に向け、安定した低炭素電源として原子力を再検討
主な内容
- 覚書締結者:アルトラ社(リトアニア)、GEベルノバ日立ニュークリアエナジー、SGE社(ポーランド)
- 評価内容:BWRX-300の技術・経済的実現可能性の詳細分析
- エネルギー相コメント:「2050年完全な気候中立を達成するにはSMRの可能性も評価しなければならない」
- ポーランドのSGE参加はBWRX-300の東欧展開における連携の表れ
今後の展開
- 実現可能性評価の結果次第で建設申請・立地選定へ進む
- バルト三国の同期化完了後、域内電力需給の再設計が必要となる
- BWRX-300は同時期にカナダで建設申請中であり、その実績が判断材料になる
関連キーワード
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