| 媒体 | 原子力産業新聞(JAIF) |
| 掲載日 | 2026年4月3日 |
| 著者 | 桜井久子 |
| URL | https://www.jaif.or.jp/journal/oversea/33087.html |
| 分野 | 韓国 ASEAN KHNP SMR 原子力輸出 MOU |
| 相手国 | 相手方 | 協力内容 |
|---|---|---|
| シンガポール | エネルギー市場監督庁(EMA) | SMR 技術交流・人材育成・技術情報共有。シンガポールは原子力導入を正式決定していないが「あらゆる可能性を探ることが極めて重要」との立場 |
| フィリピン | KEXIM(韓国輸出入銀行)・メラルコ社との3国間 MOU | 技術協力・人材育成に加え、資金調達支援を明示。KEXIM の融資を組み合わせたパッケージ型アプローチ |
| タイ | 国営タイ電力公社(EGAT) | SMR 技術セミナーを共催(両国約80名参加)。エネルギー政策・SMR 導入条件について意見交換 |
| 記事タイトル | 日付 | 関連テーマ |
|---|---|---|
| 韓国 SMR推進船舶 米船級協会と共同開発 | 4月9日 | 韓国・ASEAN展開 |
| フィリピン SMR導入へ米国が資金支援 | 4月2日 | 韓国・ASEAN展開 |
今週の記事を並べると ASEAN 原子力市場をめぐる国際競争の構図が鮮明になる。
BWR 技術の立場からは、GE-Hitachi の BWRX-300 が米国経由でフィリピン等の候補に入りうる。 韓国の SMR(iSMR 等)は PWR ベースであり、BWR 系とは異なる技術系統。 ASEAN 各国が最終的にどの技術を選ぶかは、コスト・ファイナンス・政治関係・規制の整合性が複合的に絡み合う。
フィリピンに対して米韓双方が資金・技術支援を打診している点は、受け入れ国にとって交渉力を高める好機でもある一方、 意思決定の複雑化・長期化リスクも内包している。